ページ

30.8.12

【第四弾!】総会班ブログ*「教育講演について」


jaih-sブログをご覧のみなさん!
こんにちは。岡山大学医学部医学科4年の吉村翔平です。
まだまだ暑い日が続きそうですね。。

今回の総会はなんと我が岡山大学で開催されます!!
みなさんは岡山と言われるとどんなものをイメージするでしょうか?きびだんご、桃、後楽園、倉敷などなどあると思います。個人的には岡山名産のフルーツを使ったパフェがおすすめです♪なかなか岡山に来る機会もないと思うので、是非この機会に岡山に来て楽しんで帰ってください!

さて、今回は総会2日目に行われます教育講演について書きたいと思います♪

教育講演では順天堂大学より湯浅資之先生を講師としてお招きし、
これからのプライマリーヘルスケアの方向性 
~世界中のすべての人に健康を~
というテーマでご講演をしていただきます。

多くの方はプライマリーヘルスケアという言葉を耳にしたことがあるかもしれません。プライマリーヘルスケアとは、「2000年までにすべての人に健康を」という目標に対し30年以上前に提唱された概念なのですが、2012年となった現在でも世界中のすべての人々に健康を、という目標が達成されていないのが現実です。本講演では、そもそもプライマリーヘルスケアとは何なのか、そしてプライマリーヘルスケアの目標を達成するために現在どのような活動が行われているかについて学んでいきたいと思います!プライマリーヘルスケアっていう言葉を初めて聞いた、という方でも分かりやすい内容となっているのでご安心下さい^^

本講演の講師である湯浅資之先生は順天堂大学の公衆衛生学教室の准教授で、これまでフィリピンやブラジルなど多くの現場で活躍されており、今回の講演ではこのような経験談が聞けるかもしれません。湯浅先生はこれまでにもjaih-sの企画でご講演をされており、大変好評でした。今回の教育講演でも素晴らしいお話が聞けるだろうと期待しています♪

教育講演についての紹介は以上です。総会ユースフォーラムについてもっと知りたい方、お申し込みの方は↓のページをご覧ください!すでにお申し込みしてくれた方はありがとうございました!まだまだ参加者募集中です♪

最後まで読んでくださってありがとうございます。
次回は【クロージング講演】についての紹介です!
お楽しみに♪

25.8.12

アリーのエチオピアウルルン滞在記♫ ~現役jaih-s運営委員が海を越え、Global Healthの今を伝える~ 第6回


皆さんお元気ですか?
日本は各地で最高記録を更新しているようですね。
エチオピアは雨季真只中。日本のように一日中降るのではなく、主に夜に2時間以上大雨が降ります。タイミングを逃すと家に中々帰れないことも・・・。

さてさて第6回目のブログは私がエチオピアでインターンをさせて頂いている、アムハラ州感染症対策強化プロジェクト(Strengthing Infetious Disease Control and Response in Amhara National Regional State/ Amhara Regional Infectious Disease Surveillance Project以下「AmRids)がどのようなプロジェクトで、私が何をしているかについてお話させて頂きたいと思います。





写真:プロジェクトオフィスの外観

エチオピアはマラリアや髄膜炎の流行地域であり、その状況を受けて1999年より政府によって「Integrated Disease Surveillance and Response (IDSR) (包括的感染症サーベイランスと対応)が導入されました。しかしアムハラ州は、マラリアを始めとする感染症が成人死亡の約52%を占め、より一層感染症対策の強化が求められてきました。そこで、「現場で機能する実践的IDSRモデルの構築」を目指し、2008年よりARidsプロジェクトが開始され、郡以下のサーベイランス機能向上に努めてきました。一方で、エチオピア政府は感染症対策に関する政策として、2009年にIDSRから「Public Health Emergency Management (PHEM)」(公衆衛生緊急マネジメント)という新しい制度へ移行させることを決定しました。PHEMでは単に疾病情報について収集するだけでなく、感染症の蔓延や自然災害のダメージからの克服を目指して、疾病やアウトブレイクに対するレスポンス(対応)にも重きを置く内容となりました。PHEMへの移行を受けて、AmRidsでもレスポンス活動の能力強化も重点に置いて活動を行っています。

PHEMが対象としている疾患は、直ちに報告すべき疾患として14疾患(ポリオ疑い、炭疽病、鳥インフルエンザ、急性水様下痢症、ギニアウオーム、麻疹、新生児破傷風、パンデミックインフルエンザ、狂犬病、重症急性呼吸器症候群、天然痘、出血性ウイルス熱、黄熱病)に加え、週間報告する疾患が7疾患(血性下痢症、マラリア、髄膜炎、回帰熱、腸チフス、発疹チフス、重症急性栄養不良)あります。 PHEMは素早い情報収集と、それに基づいた対応に重点をおき、それによってサーベイランス/レスポンスの循環を目指しています。


Amhara Regional Health Bureau (州保健局)
      
Zonal Health Office (県保健事務所)
   
Woreda Health Office (郡保健事務所) ←←←←←←←←←←← Health Center
    ↑                                   ↑
    ←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←←← Health Post

エチオピアでは一般的に、州レベルから郡レベルまでをFacility-based surveillanceと呼んでおり、このサーベイランスがきちんと機能しているかを監督し支援しています。
また、村レベル以下のサーベイランスをCommunity-based surveillanceと呼んでいます。
アムハラ州では、年間医療施設利用は一人当たり0.37回という調査報告があり、感染症発生の実態把握には限界があることから、感染症の早期発見と迅速な報告の為に、Community-based surveillanceが実施されました。

私は現在主にCommunity-based surveillanceの活動をしています。

(図引用:AmRidsプロジェクト専門家)

Community-based surveillanceでは、Kebele Surveillance Officer (KSO)と呼ばれる村レベルで活動を行うヘルスボランティアが村を巡回します。KSOは各村に約20~30人おり、約1週間で25戸ほど訪問しています。感染症の疑いがある地域住民がいた場合、その住民を村に設置されているHealth Post(診療所)へリファーします。その後、*Health Extension Worker (HEW)Health Postで診断、薬の供与を行います。Health Postで診断できない場合、上位機関となるHealth Centerにリファーします。報告も同じ様に、KSOHEWsHealth CenterWoreda Health Officeという順番で行われます。AmRidsでは、この報告がしっかり行われているか、KSOの月例ミーティングでどのようなことが話し合われているか、Health CenterHEWsの間でしっかり情報共有が行われているかなどを監督しています。
*Health Extension Worker: 2004年よりエチオピア政府がHealth Extension Program(HEP:コミュニティレベルの保健サービス拡充を目的としたプログラム)を開始し、プライマリー・ヘルスケアシステムを強化・拡大の為に全てのHealth Postに教育を受けたfemale Health Extension Workers (HEWs)を配置しています。


KSO
   
KSO月例会の様子

AmRidsが始まって4年半が過ぎました。地域住民がこのサーベイランスシステムによって利益を得ているかどうかは、日々同じ生活をしている地域住民にとって経時変化が感じにくく、体感しにくいかもしれません。しかし現在私はプロジェクト活動の一環として、KSOの活動が地域住民にどのような利益を受けているかについてインタビュー調査をしています。まだ調査は始まったばかりですので、どのような地域住民の「生の声」が聞けるかはわかりませんが、KSOの活動が地域住民の健康に役立っていると私は信じています。

~おまけコーナ~
エチオピアの音楽で有名・・といえば、Teddy Afro. 彼の新曲が発売されるとラジオでもレストランでもどこでもその曲が流れます。4月に新曲が発売されて以降、今でもあきることなく聞いているエチオピア人はすごいなと思います。





19.8.12

【第一弾】*『2012年(公社)日本WHO協会×jaih-s共催企画』募集開始*


jaih-s official blogをご覧の皆様、こんにちは^^
7期後半jaih-s運営委員で勉強会班を担当させていただいている
柴山葉奈です。暑い日が続きますが、みなさん体調など崩さず充実した夏休みを送っていますか?★

今回から3にわたって、9/23(日)に大阪中之島センターで開催予定の『(公社)日本WHO協会×jaih-s共催企画』についてみなさんにお知らせなどしていきますっ(^^

1回目である今回は「企画詳細」
2回目(9月初め)には「講師紹介」
3回目(9月中旬)には「過去参加者の声」
blogにてお届けします♪
どうぞ興味をもたれた方はお気軽に参加してください!


2012年度のテーマは
「国際保健医療×地域保健医療日本の地域保健医療から国際保健医療のフィールドでの生き方を考える~」
です!!!


運営委員内で何度も話し合いを重ね、やっと出会えたテーマです!
国際保健を志すみなさんが将来の生き方、国際保健との関わり方を考える機会になれば、という思いが込められています。

717日から募集開始し、すでに多くの方にお申し込みを頂いています♪ありがとうございます\(^^)/
募集は920日(木)23:59までとなっていますので
100人定員いっぱいになるまでにみなさま奮ってご応募くださいー!!!

昨年度は約90人もの参加があり、大盛況の企画でした\(^^)/♪
参加者の満足度もとっても高い充実した企画でした!!


では、そもそもなぜjaih-sが日本WHO協会様とこの共催を行うことになったのか、について少し説明すると・・・

jaih-sは、将来国際保健に携わる人材への学習の機会の提供と、人と人とのつながりを形成する手助けを目的とし、活動している団体です。
今回の企画では、将来国際保健分野に関わる若手人材の育成という理念が、(公社)日本WHO協会様の理念と合致したことより、昨年に引き続き、共催企画として開催されるに至りました!


では企画の詳細について説明します・・・!!!
現在先生方と調整中なので、より素晴らしいものができると思います!
詳細は随時HPに更新していきます!

【趣旨】
国際保健医療を志す人の中で
 “国際保健医療分野での経験を日本に持ち帰ってからどう生かせばよいのか分からない”“将来、特殊なキャリアがなければ、国際保健医療に携われないのか?”
などのようなことを一度は疑問に思ったことがあると思います。
本企画では、その迷いの打開策あるいは参考にしていただきたく、身近に日本に存在する「地域医療」について考え、将来皆様が「国際保健医療」と「日本の地域医療」といった二足の草鞋を履くことを視野に入れて、夢を具体的に形にできる手助けになれば幸いです。


【講義1】「国際保健と地域医療」
講師:吉田修先生(TICO代表理事)
一見異なるフィールドのように思える、国際保健医療と日本の地域保健医療には共通している部分が多いといわれます。特に、プライマリ・ヘルス・ケアやヘルスプロモーションといった考え方は、国際保健医療と地域保健医療どちらの現場においても重要視されています。
そこで、国際保健医療と地域保健医療の共通性に関する講義をしていただくことによって、国際保健医療のフィールドではたらくことを志す学生が、国際保健医療と地域保健医療の共通点を見出し、身近に日本に存在する地域保健医療も視野にいれたキャリアパスについて考える機会となれば幸いです。さらに、国際保健医療と地域保健医療どちらの視点も持ち合わせ、双方の現場で互いの利点を活かすことができるような学びがあるでしょう。

【ワークショップ】
講師:森口育子先生(元兵庫県立大学地域ケア開発研究所教授)
講義1でも説明いただいたプライマリ・ヘルス・ケアについて、国際保健医療の現場と日本の地域保健医療の現場でのケーススタディを通してそれぞれの観点から深く理解します。また、ケーススタディにて現場でのニーズを探って行くところから双方の関係性への気づきを得ていただき、日本の地域医療での視点が途上国でどう生きるのか、国際保健医療のフィールドで活躍していた方が日本の地域医療に戻ってきたときにその経験をどう還元すればよいのかを学びます。

【講義2】「CBRの視点から見た地域の取り組み」
 講師:板東あけみ先生(ベトナムの子ども達を支援する会 事務局長)
最後の講義ではCBRCommunity Based Rehabilitation地域に根ざしたリハビリテーション)を通した地域での取り組みを現場で実践されている講師の先生から講義をして頂きます。国際保健医療の現場が感染性疾患から非感染性疾患にシフトしつつある現在、リハビリテ―ションやこのCBRの重要性が高まっています。その現場を学ぶことによって多職種連携など多くの視野も学ぶことができることでしょう。



みなさん、興味を持ってもらえたでしょうか?^^ 実は私自身も、昨年度のこの「日本WHO協会企画」に参加したことをきっかけに運営委員を始めました!
この企画で国際保健医療を志す熱い仲間との出会いや語りがあり、もっと国際保健医療に近づきたい!という思いが強くなりました!

同じ志を持つ仲間や、憧れのフィールドで働く先生方、jaih-s運営委員、など素敵な出会いその先の行動のきっかけが見つかる、そんな企画です♪少しでも興味がある方は参加することをオススメしますよ!(^^)

詳しい「過去参加者の声」は連載第3回目に書きますのでぜひそちらもチェックしてみてください*

最後に、前のblogにも書きましたが、再度【概要】をお知らせします♪
----------------------------------------------------------
◇日程:2012923日(日)12:0017:50(開場:11:30)
◇場所:大阪大学中之島センター
※駐車場はございませんので、公共の交通機関などを使ってお越しください。
◇参加費 500
◇定員 100名(先着順)
◇申込み締め切り:920日(木)23:59
*印刷物の都合もございますので、事前の申し込みをよろしく
お願い致します。当日のイベント参加も可能ですが、原則懇親会
への参加は出来ませんのでご了承下さい。
◇懇親会: 企画終了後、会場周辺にて開催。参加費(3000円程度)は別費となります。
※極力当日のキャンセルはご遠慮ください。
----------------------------------------------------------
参加をご希望される方は、以下URLの【申し込みフォーム】よりお申し込み下さい。
配布資料の準備や会場の都合のため、お早めの申し込みをお願い致します。

多くの方のご参加を心よりお待ちしています!★

最後まで読んでくださってありがとうございます!^^
次回は、「講師紹介」です!素敵な面白い先生揃いなのでお楽しみに~♪


----------------------------------------------------------
【お問い合わせ】
本企画に関しましてご質問等ございましたら、
下記連絡先までお気軽にお問い合わせください。
その際件名を「WHO協会共催企画について」と明記してくださると幸いです。
knowledgejaih-s.net (☆を小文字の@に直してお送りください)
----------------------------------------------------------
jaih-sの活動に関する質問やご意見も随時お待ちしております。
日本国際保健医療学会・学生部会窓口 infojaih-s.net
(☆を小文字の@に直してお送りください)

7.8.12

【第三弾!】総会班ブログ* 『オープニング講演について』

jaih-sのブログをご覧のみなさん
こんにちは!東北大学医学部医学科3年の有野敦司です。

秋のビッグイベント!総会ユースフォーラム
の募集が開始されてから1月が立ちました。
どしどし来る申し込みにスタッフ一同喜びを隠せません!!
申し込まれて無い方はとりあえず↓にGO
http://www.jaih-s.net/modules/eguide/event.php?eid=100
まだまだ絶賛募集中です。

さてさて、
今回は僕が担当する【オープニング講演】の紹介をさせていただこうと思います。

*******************************
オープニング講演
11月3日(土)11:50~12:50
アフリカ・保健システム・妖術世界;ホームシステムアプローチの可能性
講師:杉下智彦先生
*******************************

 いきなり「妖術」という言葉が出てきてびっくりした方がいらっしゃるかもしれません。妖術という言葉から連想されるのはなんでしょうか?呪文、藁人形、底の深い鍋、あるいはカエルの干物etc。。
 どれも国際保健に繋がりそうにないですね。ですが、もちろん関係無い話ではないんです。

 皆さんの中に病気になったら、まず占い師に会いに行く人はきっと、いらっしゃらないですよね。しかし、これは場所が変わればそう珍しいことでは無いようです。
  本講演ではアフリカを例にとり人々に根付く妖術世界を見ていきます。そのために手がかりにするのは医療人類学。人々が妖術を頼るにするのは医療が遅れてい たり、教育レベルが低いからにすぎない、と思ってしまいがちです。しかし、この講演では違った見方を教えてくださるはずです。社会をシステムと捉え、理解 することでより現実に即した国際保健のあり方が見えてくると思います。

  講演してくださるのはJICA国際協力専門員の杉下智彦先生です。杉下先生は心臓外科医として働かれた後、現在ではケニアの保健システムを向上させるべく 働かれています。そんな先生が肌で感じられたこと、考えてきたことを聞かせていただこうと思っています。僕自身どんなお話が聞けるのかすごく楽しみです。

 親しみの無い単語が多いなー、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そんな方こそ是非いらしてください!自分の知らない考え方に触れる瞬間のわくわくを共有できたらなと思います。


 
ブログ第三弾、最後まで読んでくださりありがとうございました。
次回は【教育講演】についてご紹介です。
お楽しみに!