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13.6.12

第32回国際協力ワークショップ@三重 募集開始

jaih-sブログをご覧のみなさま、こんにちは^^
jaih-s7期後半運営委員で勉強会班を担当させていただいている、
大阪大学医学部保健学科看護学専攻3年の柴山葉奈と申します。


今回は、6月23日()に三重大学で開催予定の
第32回国際協力ワークショップ@三重についてご紹介させていただきます!


【テーマ】
「災害、紛争、難民、患者も医療者も病院も国も貧しい中で」


今回テーマ決定にあたり、三重をはじめとした東海・近畿地区の国際保健医療に興味がある学生を対象にアンケートを実施し、みなさんがどんなテーマ・内容について学びたいと感じているのかを調査しました。
そして、最も希望の多かったものを今回のワークショップのテーマとさせていただきました!アンケートにご協力いただいたみなさん、本当にありがとうございます★アンケートだけとは言わず、ご都合よろしければぜひこちらにも参加してみて下さい^^
 
【内容】
「災害、紛争、難民、患者も医療者も病院も国も貧しい中で」


これが、今回の三重勉強会のテーマです。
唐突ですが、このblogをご覧になっている皆さんは国際保健医療に
少なからず興味を持たれている方だと思います。
そんな皆さんに1つ質問をさせて下さい。


「何故、国際保健医療に興味を持ちましたか?」

311をはじめとする国内外の大規模自然災害や、宗教や民族問題に端を発する
紛争。きっと最初のきっかけには、テレビや本で見る想像を絶する災害や紛争で
の様子やその中で人々が苦しみ、生きようと必死にもがく姿に衝撃を受けた、と
いうことが少なからずあるはずです。

今回の勉強会ではカンボジアをはじめ多くの国で緊急医療支援に当たられた仲佐保
医師を講師に迎え、ご講義とワークショップをしていただきます。
まず仲佐先生に紛争と災害に関する総論をご講義して頂き、「災害とは何か」
「災害の一つともいえる紛争とは何か」を学びます。ワークショップでは4つの紛
・災害の事例を通じ、難民や被災者が実際どのような状況で生活し、どのような
健康問題に直面しているのか、失われゆくいのちをどのように助けているのか、を
考えていきます。

混乱する現場で何が起こり、何を考え、どのように支援をしていくべきなのか。

仲佐先生のわかりやすいご講義と事例に基づく具体的なワークショップを通して、
テレビや本から「ただ知っている」だけではなく、具体的に行動レベルに落とし
込んで考え一歩先の「難民救援医療・災害支援」を考えてみませんか。

本ワークショップでは、医療系に限らず「難民・紛争・災害」や「国際保健医療」
興味のある多分野の方々にも参加していただきたいと考えております。
学生・院生・社会人であればどなたでも参加できますので、ぜひぜひご参加下さい。




【おすすめポイント★】
 その1ただ講師のお話を聴くだけではなく、自ら考えて自ら発言できる! 
 参加型のワークショップを通してみんなでテーマについて考えていきます。
 それぞれが自分の思いや考えをその場で発信できること、国際保健医療を志
 す他の仲間の思いを聴けること、が大きな目玉です!といっても、そんなに
 堅く思わずに、何でも発言してもらって構いません^^自由に考え学べる、楽
 しいワークショップです☆

 その2 同じ国際保健医療を志す仲間に出会える!
jaih-sのイベントに参加する人は、運営委員も含めて国際保健医療に興味のある
方ばかりです!同じ夢を持つ人同士、お互いの夢を語ったり、刺激を与えあって
切磋琢磨し合えるのも、jaih-sのイベントに参加するメリットのひとつです☆
ぜひ、私たち運営委員ともお話しましょう^^

  その3 国際保健医療の最前線で活躍されている先生のお話を直接聞ける!

国際保健医療の経験が豊富な講師の先生とお話しできる貴重なチャンスです^^
「質問したいことがあったけど、質疑応答の時間内にできなかった><」という
人も、ぜひ懇親会に参加して先生とお話してみてください☆

【開催概要】
■日時: 2012年6月23日(土)12:0018:00
■場所:   三重大学 医学部先端医科学教育研究棟3階 多目的講義室
       会場地図はこちらから
       ※駐車場はございませんので、公共の交通機関などを使ってお越し
   ください。
■参加費 500
■定員    40名(先着順)
■申込み締め切り:6月20日(水) 
*印刷物の都合もございますので、事前の申し込みをよろしくお願い致し

  ます。当日のイベント参加も可能ですが、原則懇親会への参加は出来ま
  せんのでご了承下さい。
■懇親会: 18時半ごろより会場最寄り駅周辺にて実施

                    (参加費:3000円前後。実費となります)
■タイムスケジュール
12:00-12:10
はじめの挨拶、jaih-s紹介
12:10-12:15
イントロダクション(講師のご紹介)
12:15-16:15
国際協力WS
16:15-17:30
マッチング報告会()
17:30-17:40
jaih-s今後のイベント紹介
17:40-17:45
クロージング
17:45-18:00
アンケート記入・回収
18:30-
懇親会

時間は多少前後する可能性がございます。
  マッチング報告会とは?
  jaih-s企画の中でも目玉である「国際保健学生フィールドマッチング」に
過去に参加された学生による報告会を行います。

今回は、ラオス(2011年夏)とケニア(2010年夏)に行かれた
二人の学生に発表をして頂く予定です。貴重な経験や、
現地で初めて感じた思いなど、参加された方にしか分からない
体験談を聞くことができる大変良い機会です!

もちろんみなさまの疑問や不安にもお答えします!

マッチング企画のHPもぜひご覧くださいね(^0^)

【お申し込み】
お申し込みはこちらから☆→http://www.jaih-s.net/modules/eguide/event.php?eid=99
HP上にありますお申し込みフォームへご記入のうえ、jaih-s勉強会班まで送信
をお願いいたします♪


【お問い合わせ】
国際協力WS@三重に関するご質問等は下記のアドレスまでお気軽にお問いあわ
ください^^
knowledgejaih-s.netを小文字の@に直してお送りください)
※件名に「国際協力WS@三重についての質問」としていただきますよう
お願いいたします。

【最後に】
 国際協力ワークショップ@三重に興味をもっていただけたでしょうか?♪
 あなたの国際保健医療への第1歩として、ぜひぜひ参加してください!^^
 お待ちしております★

10.6.12

アリーのエチオピアウルルン滞在記♫ ~現役jaih-s運営委員が海を越え、Global Healthの今を伝える~ 第2回



第二回目は、アフリカの概要とエチオピア (正式名:エチオピア連邦共和国) 概要についてお話させていただきたいと思います♫

アフリカ概要
現在世界には194カ国の独立国があります。その4分の1以上、54カ国がアフリカにあります。しかし約70年前は、エチオピア、リベリア、エジプト、南アフリカ連邦(現在の南アフリカ共和国)4カ国のみが独立国であり、その他はヨーロッパの植民地下にありました。1951年にリビアの独立し、6年後にはガーナが独立。これを皮切りにアフリカ諸国は独立し始めました。植民地化の影響もあって、フランス語や英語、ポルトガル語がアフリカ諸国で多く使われています。

アフリカには現在10億人以上。人口増加率は世界一高く、2050年には20億人になるとかならないとか・・。現在中国の人口が13億なので、中国人よりアフリカ人の方が多くなりそうですね♫
アフリカ人とひとまとめに言っても、民族は数え切れないほど。民族が多いイコール色々な文化や宗教があるということですが、実はこれが大きな問題になっているのです。
時は遡って19世紀。ヨーロッパ列強が植民地化を始めた際、宗教や民族を考えずに国境を定めてしまった為、違う民族や違う宗教を信仰していた人々が同じ国境内に住むことにより、宗教的、民族的争いが増えてしまったのです。その多くが紛争に発展し、ソマリア内戦、スーダン内戦など多くの死傷者を出し、また隣国に逃げる人々が難民化し、大きな問題となっているのです。
例えば、皆さんご存知と思いますが、かの有名な映画「Hotel Rwanda」。この映画は1994年ルワンダで勃発したルワンダ紛争(フツ族によるツチ族の虐殺)、そして紛争によってうまれた難民の話ですよね。
「内戦」「紛争」「戦争」などという言葉を聞いて、皆さんは何を思いますか?
我々日本人は単一民族ですので民族間の争いはありませんし(例外はあると思いますが)、戦争に関しては、憲法第9条によって放棄することになっていますし、戦後70年以上経った今、日本ほどこれらの言葉が遠い国は他にないと私は感じます。日本を離れて、「安全である」ということが、どれだけ幸せな事か考えさせられました。
「同じ人間なのだから、争いなんてやめよう。」できればこういう言葉で解決してほしいものですが、そう簡単に物事は進みません。
連日TVでも放送されていますが、中東のシリアでも内戦が続いていますね。事情は違うにしろ、これ以上人が死んでいくのはもう見たくありませんよね。
さて、少し話がそれましたが、アフリカの話に戻ります。
アフリカ1人あたりのGDP(国内総生産)745ドル(日本円にして約57600)であり、日本の約47分の1 (2005年時点)、まだまだ貧しい生活を強いられている人は少なくありません。「貧困」「飢餓」「疫病」そんなイメージを持っているヒトも少なくないしょう。課題は山積みですが、アフリカは紛れもなく発展しています。南アフリカではワールドカップが開催されるほど発展し、アフリカ大陸全体の成長率は2%近く(2009年時点)で、今世紀の成長は著しくといえます。

アフリカや開発学に興味のある方は、下記の三冊がオススメです。
私も授業で読みましたが、貧困、疫病、援助、経済について深く考えさせられる本になりました。






さてさて、今度はエチオピア概要をお話させて頂きます。
皆さんはエチオピアに対してどんなイメージをお持ちでしょうか?
私はエチオピアに行こう!と決めるまで、恥ずかしながら何も知りませんでした。
人伝いに、コーヒーが美味しい!と聞いていたくらいでしょう。
エチオピアをよくご存知な方にもご存知でない方にも、この回のブログを通して少しでもエチオピアについて知って頂きたいなと思います!

では、まずエチオピアがどこに位置しているかはご存じですか?
念の為に・・。エチオピアは、東アフリカに位置しており、北はエリトリア、東はソマリア、南はケニア、西は南スーダンに囲まれています。
首都はAddis Ababa(アディスアババ)。アムハラ語でAddisは新しい、Ababaは花という意味です。先日アディスに行って参りましたが、何不自由なく物が手に入ります♫
物価は毎年上昇傾向にありますが・・。お肉や海産物はやはり高いですね。
イカは1パック約1500円ほど。かなりの贅沢をしました。

さて、アフリカ概要で少し述べたように、アフリカのほとんどの国はヨーロッパの植民地化にありましたが、エチオピアは植民地化されておらず、独立国を守っています。


エチオピアの国旗は、赤、黄、緑を使用していますが、アフリカ諸国の国旗もこの三色が多く使用されていることにお気づきでしょうか?例えば、ガーナやコンゴ共和国やセネガル。これは、アフリカ諸国が独立を守りぬいたエチオピアに敬意を示し、この三色を使用しているという背景があります。

歴史のお話をすると、複数の民族が対立し紛争になったケースがアフリカには多くありますが、エチオピア・エリトリアは同族同士で争いになった稀なケースです。
エチオピアとエリトリアはもともと同じ民族で、10世紀頃までは「アクスム」という国を形成していたのです。しかし、1890年にイギリスがエリトリアを支配し、エリトリアとエチオピアは違う国になりました。この際、エチオピアは数年間だけイタリアに占領されています。(余談ですが、イタリアに占領された際にスパゲティーが伝わったのか、エチオピアのレストランにスパゲティーがあります。) その後、1952年国連協議で再び両国は同じ国になりました。しかし関係がうまくいかず1962年にエチオピアがエリトリアを併合し、争いを経て1993年にエリトリアが独立する形になりました。その後両国の関係は良好でしたが、1998年に両国間にまたがる「イイグラ三角地帯」の領有をめぐって突然紛争が勃発してしまい、何万人もの死傷者と10万人以上の難民をうむことになってしまいました。この他にも軋轢が生じた原因はあったのですが、未だに両国間の国境には緊張が走っている状態です。

エチオピアの民族はオロモ人とアムハラ人で約70%以上を占め、ティグレ人やソマリア人が数%います。公用語はアムハラ語が使われていますが、中等教育から英語での教育が行われている為、教育を受けている人は英語が話せます。
とは言え、エチオピア人の英語はいくつかの特徴があります。(注:一概には言えません)
Rは日本語の「ル」の発音になるため、「burger=バルガル」「partner=パルトナル」と発音しています。
・複数形のSSの前につく単語を発音した後に「エス」と発音する。例えば、「chairs=チェアーェス」「cups=カップェス」
・他にも「only=オナリー」「favorite=ファボライト」と発音したり、特徴があっておもしろいです。

信仰されている宗教はエチオピア正教が約半数を占めます。イスラム教が次に多く30%ほど。私がいるバハルダールでは、エチオピア正教が大多数を占めています。壁画がよく売られているのですが、例えば「最後の晩餐」の絵は、エチオピア人の顔をした12人の使徒とイエス様がインジェラ(エチオピアの主食)を食べていたり。思わず笑みがこぼれてしまいました。



さてさて長くなりましたが、エチオピアについてまだまだお伝えしたいことはたくさんあります。今後は随時おまけコーナーで紹介していきますね!


~おまけコーナー~

エチオピアはコーヒーが美味しい!という話を聞いていましたが、コーヒー発祥の地とも言われていて、本当に美味しいです。アムハラ語でコーヒーはブンナと呼んでいます。歓迎会、送迎会、ことあるごとにブンナセレモニーが開かれます。1杯目のコーヒーをアボル、2杯目のコーヒーはトナー、3杯目のコーヒーをバラカと呼んでいて、3杯飲むのが普通です。女性が、豆を炭火で焙煎するところからセレモニーは始まります。いい匂いのするお香に包まれながら、床にはチャッフィと呼ばれる緑の草を引き、3杯のコーヒーを味わいながら、お喋りを楽しみます。




















ぷちおまけ
アフリカでは「カルボナーラ」ほど、国によって違うものはないそうです(某専門家談)。私もこの前2つのレストランでカルボナーラを食べましたが、1つのレストランは明らかにミートソースっぽいカルボナーラが。もう1つのレストランでは、卵スパゲティーがでてきました。




楽しんで頂けましたでしょうか?
ではでは、次回はエチオピアの援助状況についてお話致します♫

1.6.12

アリーのエチオピアウルルン滞在記♫ ~現役jaih-s運営委員が海を越え、Global Healthの今を伝える~ 第1回

 ブログをご覧の皆様

初めまして、こんにちは。
jaih-s7期後半広報班として活動させて頂いているアリーといいます。
7期前半はトレーニング合宿班として活動させて頂いていました。
今回広報班の一員として、「アリーのエチオピアウルルン滞在記♫ ~現役jaih-s運営委員が海を越え、Global Healthの今を伝える~」という名のもと、エチオピアを焦点とした国際協力、国際保健に関する事、エチオピアの衣食住などなど盛りだくさんの内容を計10回に渡ってお伝えさせて頂くことになりました。
エチオピアウルルン滞在記ということで、もちろん私は今エチオピアにいる訳ですが、初回である今回はエチオピアにきた経緯とあわせて自己紹介させていただきたいと思います。

その前に・・・皆様「ウルルン」のとは何かご存じでしょうか?
TV局のO界ウルルン滞在記は
ウ:出会ウ
ル:泊まル
ル:見ル
ン:体験(タイケン)から来ているのです。私はてっきり涙のウルルンだと思っていましたが、実は意味があったのですね。写真や裏話を混ぜながら、楽しいエチオピアウルルン滞在記をお伝えできればなと思います。

道を歩くヤギ
自己紹介に移りますが、
私はもともと英語に興味があり、アメリカに強い憧れをもっていました。中学3年生の時に「海外へ行きたい!」そう思い留学を決意しました。高校1年生で人権委員をした時に、ストリートチルドレンについて調べる機会があり、世の中の不平等さに疑問を感じたことがきっかけで国際協力に興味を持ち、漠然と国際機関で働きたいと思っていました。そして留学を決意して1年半後の高校2年生の時にアメリカへ1年間交換留学をしました。
大学は、外国語大学に入学し、留学プログラムを通してアメリカの大学へ2年間留学を経て、英語と心理学で学士号を取得しました。

jaih-sとの出会いは、アメリカ滞在中、自分の将来を真剣に考えた際に、国際協力の中で1番惹かれた分野が保健・衛生であり、情報を探索中に「jaih-s」がヒットし、帰国後に勉強会や総会ユースフォーラムに参加したことがきっかけで、運営委員をするに至りました。

その後、長崎大学大学院 国際健康開発研究科に入学し、現在修士2年生です。この研究科の2年生は、全員学校の長期インターンシッププログラムで、途上国でインターン+研究を8ヶ月行います。私はアフリカで生活したかったこと、研究テーマがエチオピアに沿っていたこと、担当教員がエチオピアの人類学者であることなどが理由でエチオピアを選択し、8月末までJICAでインターン、9月からは研究を行う予定です。研究についてはまた今度お話します♫

私の紹介はこの辺で終わりますが、次は私が大学院で勉強している公衆衛生学(Master of Public Health: 以下MPH)について述べたいと思います。
道を歩く牛
このブログを見て下さっている皆様は、どのような事に興味を持ち、またどのようなバックグランドをお持ちでしょうか。 
国際保健に興味がある方、jaih-sに興味がある方、なんとなく海外に興味がある方、なんとなく通りすぎた方、色々な方がいらっしゃると思いますが、
(もしよければ、コメント欄で教えて下さいね。)
公衆衛生もしくはMPHについて一度は聞いたことがあるでしょうか?

1920年にYale Universityの公衆衛生学教授、C.E.A Winslowは公衆衛生を以下のように定義しています。
「公衆衛生とは、生活環境衛生の整備、疾病の早期診断と治療のための医療・看護サービスの組織化、および地域のすべての人々に健康保持に適した生活水準を保証する社会機構の開発に、地域社会が努力することにより、疾病を予防し、寿命を延ばし、身体的・精神的健康と能率の増進をはかる科学・技術である。」

医療は患者の疾病を治療することが目的ですが、公衆衛生はその疾病を予防、早期診断や治療、環境整備することが目的です。例えば、途上国で下痢によって死亡している子供達は年間推定150人。下痢を治療するだけでは一向に死亡者は減りません。なぜ下痢が起こるのか?安全ではない水を飲料もしくは使用している、トイレが不衛生である、手洗いに対する知識がないなどの原因が考えられますが、その問題をどう解決していくのか。また、実際に下痢が起こってしまった場合、早期診断と治療をどうするか。Oral Rehydration Solutions (ORS:経口補水液)の配布、地域の人々とヘルスセンターの連携などが重要になってきます。公衆衛生分野は幅広い視野を持ち、人々とのコミュニーケーションを通していかに集団の健康を増進できるか、いわば「健康のためのなんでも屋」と言えるかもしれません。

公衆衛生は学術分野の幅が広く、MPHが取得できる大学院によっても学ぶ分野が少しずつ異なっています。私が在籍している長崎大学大学院を例に挙げると、熱帯医学、統計学、疫学、健康増進学、文化人類学、環境保健学、経済学など幅広い分野を学びます。私は前述の自己紹介の通り、もちろん医療系ではありません。医療系でなくとも、MPHでは様々なバックグランドを活かすことができます。

国内で公衆衛生を学べる大学院は、京都大学、九州大学、東京大学、大阪大学、長崎大学、帝京大学ですが、海外ではJohn’s HopkinsHarvardLondon大学が有名で、国際保健で活躍している方でMPHを持っている方は少なくありません。
興味があれば是非各大学のHPをご覧になってはいかがでしょうか。
重そうな荷物を背負うロバ
真面目な話をつらつらと書きましたが、初回はこの辺で終わろうと思います
まだまだお伝えしたいことはた沢山・・・次回はエチオピア概要をお話させて下さい。
上の写真のロバを見ていると、私も色んな事にめげず頑張ろうと思わされます。
もしくは、眠っててもどこかにぶら下がり続けられるコウモリのように・・

マンゴーの木にコウモリ発見


夕焼け


 ~おまけコーナー~
エチオピアでは我々が使用しているグレゴリア歴と異なり、独自の歴を使用しています。今日は201261日ですが、エチオピア歴では2004924日です。
これはイエス・キリストの誕生年についての認識が違うからだそうです。
ちなみに時間も違っていて、エチオピアでは夜明け(6時)を0時と考えるので、
6時→0
正午→6
18時→12時となります。
だから待ち合わせ時間もEuropean timeEthiopian timeか確認しなければいけません。
待っても待っても誰もこない・・な~んてことになりかねません。