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25.2.12

【3/3@高知】パネルディスカッション講師紹介③♪(依田健志氏)

【西日本地方会紹介ブログ第3段③】

jaih-sブログをご覧のみなさま、こんにちは!西日本地方会ユースフォーラム紹介ブログ第3、パネルディスカッションの講師紹介♪昨日に続いて本日は、3人目のパネラー、学術界を代表してお越しいただく依田健志先生についてご紹介したいと思います。


依田先生は、高校卒業後、ご出身の北海道から上京し、東京医科大学にご入学されました。ご本人曰く、「北国育ちの反動」で熱帯地方へ強く憧れ、大学ご卒業とともに長崎大学熱帯医学研究所に所属されています。2005年、アジア地域の熱帯医学臨床/研究のメッカである、タイ・マヒドン大学熱帯医学部にてマラリアマネジメントコース修了2007年には長崎大学大学院修了されました。

インドネシアのロンボク・スンバワにてマラリアコントロール事業評価調査、 南スラウェシ州保健機能強化プロジェクト事後調査等を経て、2009年 よりハーバード公衆衛生大学院に研究留学、20109月より香川大学医学部公衆衛生学教室の助教に就任されました。

2011年にはマリ共和国にて飲料水源と健康についての調査タイのプライマリヘルスケアを学ぶ短期研修のコーディネーター等を務められるなど、国際保健分野の調査・教育に携わってこられました。

依田先生には、jaih-s主催の国際保健トレーニング合宿や熱帯医学研究所との共催のスタディツアーなどで大変お世話になっており、そのご縁で今回、四国でご活躍されている若手研究者の代表としてご登壇いただくこととなりました。

先生には、特に、研究者の立場からみたMDGsとその評価などについてお話しいただければと思っています。

詳細・お申し込みに関しては、ホームページからよろしくお願いします。

皆様のご参加、心よりお待ちしております!


【3/3@高知】パネルディスカッション講師紹介②♪(吉田純氏)

【西日本地方会紹介ブログ第3段②】

jaih-sブログをご覧のみなさま、こんにちは!前回に引き続き、山下がお送りさせて頂きます(^-^)/

西日本地方会紹介ブログ第3、パネルディスカッションの講師紹介♪本日は、2人目のパネラー、NGOを代表してお越しいただく吉田 純 さんについてご紹介したいと思います。


今回お招きしている、国際機関、NGO、学術界からの講師の先生の中で、唯一、文系のバックグラウンドをもつ吉田氏は、神戸市外国語大学修士課程にて国際法を学んだ後、オランダ・ライデン大学法学部へ留学され、国際公法修士号を取得されました。

文科系で国際機関に勤めるのは今も昔も非常な難関ですが、そんな中、卒業後、ジュネーブ国際労働機関(ILO本部及び国際NGOにてインターンを経験した後、国連ボランティアとして国連開発計画(UNDPラオス事務所に赴任され、「HIV/AIDS予防プロジェクト」及び「女性の地位向上促進プロジェクト」等の担当オフィサーとして2年ほど勤務されました。

その後、200411月、ラオスにて開催されたASEAN+3首脳会議のお手伝いをしたことがきっかけで、2005年より在ラオス日本大使館にて草の根無償案件委嘱員として勤務し、ドナーとしてODA事業に関わられています。

2008
5月からは、特定非営利活動法人TICO(本部徳島県)よりザンビア事務所へ赴任され、ザンビア事務所長としてプロジェクト業務調整、総括をされたのち、2011年に帰国されています。

パネルディスカッションでは、国際機関、政府機関、NGO3つのまったく異なる職場を経験された吉田純さんならではの視点で、また非医療従事者からの大変興味深いお話を伺えるのではないかと思っています。

国際保健医療に興味がある、でも、どうやって関わったらいいのか分からない、そんな文科系や非医療系出身者の皆さん、ぜひ今回にユースフォーラムでお話を聞いてみませんか?

詳細・お申し込みに関しては、ホームページからよろしくお願いします。

★皆さんのご参加をお待ちしております★

24.2.12

jaih-s 国際保健トレーニング合宿(同時開催:jaih-s 春の国際保健集中講義)国際保健各論「世界のNCDへの取り組みの現状~MDGsの一歩先へ~」と「途上国におけるメンタルヘルス」【第四回】

jaih-s official blogをご覧の皆様!はじめまして!
jaih-s運営委員、トレーニング合宿担当の群馬大学医学科3年、奥村藍です(^^♪
去年の夏に参加し、感銘を受けたトレーニング合宿。
今年は企画者として合宿/集中講義参加者の皆様のより深い学びのために、一生懸命頑張りたいと思っています!!
どうぞよろしくお願い致します!!!


私からは、合宿2日目の講義
「世界のNCDへの取り組みの現状 ~MDGsの一歩先へ~」
「途上国におけるメンタルヘルス」をご紹介させて頂きます。

なお、本講義は現在参加者募集中の「jaih-s春の国際保健集中講義」でも聴講できます☆

「jaih-s春の国際保健集中講義」はjaih-s初の試みで、トレーニング合宿参加者と同じ教室で、同じ講義を受けることができるという大変お得な企画です♪春休み、お花見やBBQもいいけど、一日、国際保健の世界にどっぷりと浸かるというのもなかなか粋な楽しみ方だと思いませんか?

こんな機会、滅多にありません!!先着順ですのでお申込みはお早めに~^^

春の国際保健集中講義HPよりお申し込みが可能です♪



【世界のNCDへの取り組みの現状 ~MDGsの一歩先へ~】
皆さま♪
突然ですが、”NCD”という言葉をご存知ですか?
NCDとは Non-communicable Diseaseの略語で、非感染性疾患と訳されます♪
一般的には心血管疾患、糖尿病、癌、慢性呼吸器疾患等の慢性疾患を指すことが多いのですが、メンタルヘルスやオーラルヘルス等の分野もありその網羅する範囲はとても広く、NCDの枠組みに何を入れるかは未だ議論中です!
今、NCDの世界的負荷が増加し続けており、NCDはポストMDGsとして世界の注目を集めつつあります。
将来国際保健医療に関わるであろう皆様に、世界のこれからの需要を知っていただきたい!
そんな思いで、この講義を企画致しました!
国際保健といえばMDGsが常識という時代から、世界は大きく変わりつつあります!!
世界のNCDへの取り組みの現状を知り、MDGsの一歩先を見据えることで、将来自分が立つであろうフィールドで何が必要とされているのか、自分はそれに対して何が出来るのか、この講義をきっかけにして考えていただければ幸いです!!!
そして、この講義を担当してくださるのは、去年の合宿でも大好評だった井上肇先生です(^^♪私自身も合宿参加者として、去年、先生のお話を聞き、自分の中でのパラダイム変換が起こったことを、今でもはっきり覚えています♪

井上先生から、参加者の皆さまへ以下のメッセージが届いています♪

「Global Health = 途上国の医療に取り組むこと、ではありません。国内外の境界を越えて世界全体の健康課題を捉えることです。そのためのカギは、しばしば、足元にあります。Global Healthと目下の日本の健康課題がどのように繋がっているのかという観点からNCDについてお話するつもりです。」

さぁ!井上先生と一緒に、NCDについて勉強してみましょう!!!!


【途上国におけるメンタルヘルス】
国際保健医療というと、皆さん何を思い浮かべるでしょうか?
母子保健?感染症?それとも緊急医療支援でしょうか?
この講義では、途上国のメンタルヘルスの問題に着目します!
メンタルヘルス分野はこれまであまりスポットライトを浴びることの少なかった分野であると言えます。
その理由として、
・言葉や文化の壁があるため、日本人は介入しづらい、
・死亡率という面ではあまり、表立った問題とは認識されづらい、
・途上国でも精神障害者に対しての差別があり、問題として扱われることが少ない(そのため、要請も自ずと少なくなる。)
等が挙げられます。

しかし、メンタルヘルスの世界的負荷は大きく、戦争や暴力、自損行為の問題も深刻になってくるだろうと推定されていることから、これから世界的にメンタルヘルスの重要性が増すことは間違いないと言われています。

今や、国際保健医療ではメンタルヘルスの問題を避けて通ることは出来ません!!!

地域性の強いメンタルヘルスの問題を知る中で、文化の異なる国で国際保健医療を行う上で必要となるものは何なのかについてをも考えていきましょう!!!!

そして、この講義を担当してくださるのは、
な、な、なんと!WHOに13年間も勤務なさっていた新福尚隆先生です!!!!

新福先生から、参加者の皆さまへ以下のメッセージが届いています♪

「私は、世界保健機関西太平洋地区の精神保健・依存性薬物問題担当官として13年間勤務をしました。そのとき、加盟国の政府からWHOに支援を求められたのは、太平洋の国々でのアルコール問題、若者の自殺の増加への対策と予防、中国雲南省やベトナムにおけるエイズや麻薬問題への対策と予防教育、医療資源の乏しい途上国での精神障害を抱える人々へのサービスの普及でした。また、メンタルヘルスは、災害、紛争、移民、貧困と深いかかわりを持っています。私の経験をもとに、国際保健の視点からメンタルヘルスの問題を議論したいと思います。」

途上国におけるメンタルヘルスを勉強できる機会なんてほとんどありません!

ぜひぜひ、講義を聞きに来て下さいね♪


最後まで読んで下さった皆様、ありがとうございました☆☆
講義を受けてみたくなってしまったそこのあなた!!
合宿2日目の講義は今からでも「春の国際保健集中講義HP」から応募可能です(^^♪
合宿/集中講義当日、皆様にお会いできることを楽しみにしております☆
それでは、また、お会いできる日まで!!

(文責:奥村藍)

22.2.12

jaih-s国際保健トレーニング合宿(同時開催:jaih-s春の国際保健集中講義) 「国際保健総論」【第三回】


jaih-s blogをご覧の皆さん初めまして♪♪

トレーニング合宿班(集中講義担当)の橋場文香です。
長崎大学大学院国際健康研究科(MPH)の修士一年生で、今期jaih-s運営委員をさせて頂いています!
Global Healthまっしぐらですが、ノンメディカル、そして外国語大学出身の文系です♪
国際保健に関わっているのは、医学系や看護系ばかりじゃないのです!!
実は文系にもできることいっぱ~いありますよ!!

さてさて、私が担当させて頂いてる講義は、じゃじゃ~ん!
【国際保健総論】 by 尾身茂先生(自治医科大学教授)です!!
まず、尾身先生をご紹介させて下さい♪


<尾身茂先生>
高校時代に1年間ニューヨーク州ポツダムに留学。
慶應義塾大学法学部を経て、自治医科大学へ入学。
卒業後は、伊豆七島を中心とする僻地医療に従事。
医学博士号取得後、厚生省を経て世界保健機関(WHO)に入り、西太平洋地域事務局 感染症対策部長として、アジアに於ける小児麻痺(ポリオ)根絶に主導的役割を担われ、1998年、第5代WHO西太平洋地域事務局長に当選。
アジアに於ける結核対策の推進、更に、2003年に発生した重症急性呼吸器症候群(SARS)対策では陣頭指揮にあたられました。
2009年1月に、2期10年間のWHO西太平洋地域事務局長としての任務を終え、翌月2月からは、自治医科大学教授に就任し、後進の指導にあたる。
2009年、新型インフルエンザの大流行に於いては、日本政府新型インフルエンザ専門家諮問委員会委員長として感染防止対策に尽力されました。


素晴らしいご経歴をお持ちの尾身先生にご登壇頂く、「国際保健総論」、この講義では、2000年にミレニアム開発目標 (Millennium Development Goals: MDGs)が、国連サミットで制定されるまでの国際保健の歴史的展開、MDGsと歩んできた歴史、更に2015年以降であるポストMDGsの方向性の把握。また、国際保健の基礎知識であり、また特に人材が必要とされている感染症、小児・母子保健、医療システムなどの主要な課題を理解。更に、国際保健の歴史や基礎知識を理解した上で、国際協力を担う機関や関係を把握し、国際協力における国際保健の位置づけ、基礎知識や全体像についての理解を深めることを目的としています!

この機会を見逃したら損です!
あなたの糧になること、間違いなしです!!

お申し込みは→国際保健集中講義HPよりお願いします♪
では、3月19日お会いできる日を心待ちにしております♪

20.2.12

【3/3@高知】パネルディスカッション講師紹介①♪(國井修氏)

【西日本地方会紹介ブログ第3段①】
jaih-sブログをご覧の皆様、こんにちは。西日本地方会ユースフォーラムのパネルディスカッションでモデレーターを務めさせていただきます、宮崎大学医学部医学科4年の山下創です。

お待たせいたしました、西日本地方会ユースフォーラム2012に向けた連載ブログの第3弾!今回は、ユースフォーラムにお招きする3名のパネリストの先生方に関して改めてご紹介したいと思います。(当初、3名の先生方を1回のブログでご紹介しようと思っていたのですが、お伝えしたいことがとても多いため、お一人ずつ、さらに3回に分けてお送りさせていただきます。ご了承くださいm(_ _)m )

以前もお伝えしたように、今回のユースフォーラムのテーマは「今、求められている国際保健とは~MDGsを問い直す~」ということで、第30回日本国際保健医療学会西日本地方会の中で2時間の時間を頂き、パネルディスカッションと質疑応答を行う予定です(^-^)/

一口に国際保健医療といってもかかわり方は様々で、国際機関や政府系の援助機関、NGO、民間企業、研究者、はたまた専門職として直接医療職として働くなど、例をあげたらきりがありませんが、今回はその中でもメインのアクターともいえる、国際機関・NGO・学術界からそれぞれお一人ずつ講師をお呼びして、それぞれの視点からMDGsと国際保健を振り返り、これからの展望をお聞かせいただきたいと思っています

異なる立場でかかわっているからこそ見える問題点や異なるアクターに対して普段抱いている想いなどをぶつけていただくことで、皆さんもご存じのMDGsをこれまでとはまた違った視点から見つめなおすことができるのではないかと、私も今からとてもどきどきワクワクしています♪

それでは早速先生紹介を始めたいと思います。

まず、国際機関からはユニセフソマリア支援センターご勤務されている國井修先生。つい最近、新著『国家救援医私は破綻国家の医師になった』をご出版されたのをご存知の方も多いのではないでしょうか。


先生は自治医科大学をご卒業されていますが、学生時代からインドに留学アユルベーダとヨガを学ぶなど、積極的に海外に進出されており、アジア医学生連絡協議会(AMSAの日本代表とアジア代表を務められました。

ご卒業後は、栃木県の奥日光で僻地診療を経験したのちに、ハーバード公衆衛生学大学院、国立国際医療センター、東京大学大学院国際地域保健学、外務省経済協力局、長崎大学熱帯医学研究所などを経て、現在はソマリアで子どもの死亡低減のための保健・栄養・水衛生事業を統括されています。昨年311日に起こった東日本大震災の際には、現地に入り救援活動にも携わられたそうです。

そんな先生からは、MDGs達成の先導役である国際機関の立場から、お話をしていただこうと思っています。本学会のシンポジウムの方では、東日本大震災の際のご経験もお話しいただけるということなので、こちらも要チェックですね!

詳細・お申し込みに関しては、ホームページからよろしくお願いします。


皆様のご参加、心よりお待ちしております!

16.2.12

【書評】みんぱく実践人類学シリーズ1 人類学と国際保健医療協力


こんにちは。事務局広報を担当しております加藤です。
今回の書評は合宿班、神戸市外国語大学5年の武智彩さんに書いていただきました。
「みんぱく実践人類学シリーズ1 人類学と国際保健医療協力」を紹介いたします。


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ー書評ー

こんにちは!jaih-s7期前半運営委員の武智彩です!!
本日は書評ブログということで、私から1冊、本を紹介させていただきます。

この「人類学と国際保健医療協力」は2006年10月に長崎で開催された第21回日本国際保健医療学会総会と第47回日本熱帯医学会大会の合同大会3日目に開催された「文化人類学は医療協力の役に立つのか?―医療従事者と人類学者の対話に向けて」というシンポジウムをもとに書かれたものです。

2012国際保健トレーニング合宿の講義紹介ブログ(「医療人類学とリプロダクティブ・ヘルス/ライツ」)でも少し触れましたが、国際保健医療の現場では、私たちの想像を超える文化や慣習が存在していることがあります。人類学者は現地の人々に近い場所で、現地の人々の生活を観察している分、従来の開発従事者にはない視点から開発をとらえることが可能です。この本では、そんな人類学者の方々が、それぞれのフィールドや、専門家として派遣された先での調査をもとに、人類学がどのように国際保健医療協力に関わっていけるのかを、それぞれの視点で書いています。

本の中の一部を紹介させていただきますと、松園万亀雄先生が執筆された「文化人類学と開発援助―西ケニア、グシイ社会における男性避妊をめぐって」という章では、男性避妊をめぐって、グシイ社会の男性の考え方や、女性が家族計画普及員としてなぜ関わりにくいのかなどを、先生のフィールドでの調査を通して書かれています。この章だけでも、「文化」がどれほど国際保健医療協力を行う上で深く関わっているのかを考えさせられると思います。

今までと違う観点から、「国際保健医療協力」について、この本を通して考えてみてはどうでしょうか?ぜひぜひ、一度手に取って読んでみてくださいね♪

15.2.12

【3/3@高知】MDGsと国際保健

【地方会ユースフォーラム連載ブログ第2段】

こんばんは(^-^)/
西日本地方会ユースフォーラムに向けてのブログ第2段、少し遅くなってしまいましたが、今回は「MDGsと国際保健」について簡単にお話ししたいと思います。

まず、今回のユースフォーラムの重要なテーマであるMDGsとはいったいなんのことなのでしょうか?

MDGsとはMillennium Development Goals(ミレニアム開発目標)の略で、国際社会が2015年までに達成すべき共通の目標として8つのゴールが掲げられました。
 
そのゴールというのが、 

--------------------------------------
1.極度の貧困と飢餓の撲滅
2.普遍的初等教育の達成
3.ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上
4. 幼児死亡率の削減
5. 妊産婦の健康の改善
6. HIV/エイズ、マラリアその他疾病の蔓延防止
7. 環境の持続可能性の確保
8. 開発のためのグローバル・パートナーシップの推進
--------------------------------------

の8つです。

大まかにまとめると「貧困削減」「教育」「ジェンダー」「保健医療」「環境」「パートナーシップ」の6つの分野。

この8つのゴールのうち、実に3つ(456)が保健医療に関するものであるということに注目してください。国際社会の抱える課題の中で保健医療の占める割合が非常に大きいことが窺い知れるのではないでしょうか。

MDGsの達成は特にアフリカ地域において遅れているといわれていますが、それは保健医療分野において最も顕著であり、多くの国で不達成が見込まれています。中でもMDG45の遅れは深刻と評価されています。(アフリカの状況を広く知ってもらうために国連が主導、アフリカの有名アーティストが中心になって8 Goals For Africa という歌を作っています、ぜひ聴いてみてくださいね♪)

こうした状況下で、20109月には、5年に1度の国連首脳会合が開かれ、MDGsが主要テーマとして扱われました。このサミットで、日本は保健・教育分野で2011年から5年で85億ドル、アメリカは保健分野だけに6年間で630億ドルのコミットメントを約束しています。 

大量の資金が投入されているからこそ達成できることも多い一方で、方向性が間違っていた場合には修正は容易ではありません。

このような背景をふまえつつ、今回のユースフォーラムでは、2部構成のパネルディスカッションの第1部でそもそもMDGsとはどういうものであるのかをおさらいします。

そして第2部では、「本当にMDGsは現在の国際社会にニーズを反映しているのか」という問いを、国際機関・NGO・学術界で活躍されている3名の講師の先生に投げかけたいと考えています。

皆さんの疑問を少しでも多く反映できるよう、申し込みの際に事前質問も募集しておりますので、皆様どうぞ奮ってご応募ください。

詳細・お申し込みに関しては、ホームページからよろしくお願いします。
皆様のご参加、心よりお待ちしております!

次回のブログでは、講師の先生方に関してもう少し詳しくご紹介したいと思いますのでお楽しみに♪

11.2.12

【書評】WHOをゆく 尾身茂著

こんにちは。事務局広報を担当しております加藤です。
今回の書評は合宿班、順天堂大学5年の小川薫さんに書いていただきました。
尾身茂先生の「WHOをゆく」を紹介いたします。

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ー書評ー


この本の著者である尾身茂先生は、WHOのアジア地域における小児麻痺(ポリオ)根絶の立役者で、2012国際保健トレーニング合宿、国際保健春の集中講義でも総論を担当して頂く先生です。

本書は、ポリオのWHOアジア地域での根絶の経緯に関して述べているのはもちろん、21世紀最初に日本を震感させた新型インフルエンザ、まだ私たちの記憶に新しい東日本大震災、そして、家庭医の必要性、自殺を含む精神疾患、医療事故など、日本がいま抱えている様々な問題に関しても言及されています。

「安易な人生などそもそも存在しない」-それを覚悟して人生をはじめよう
「人は皆それぞれ違う」-他人と比較せず、自分自身の志を持とう
「青春の特権」-それは迷い、悩むこと
「青春の挑戦」-それは己と格闘し、自分自身に出会うこと
これはこの本の帯に書かれている文章です。この本では尾身先生の経験談はもちろん、このように随所に先生から若い年代のひとへのメッセージが書かれているのもひとつの魅力です。

とてもわかりやすい内容なので、合宿や集中講義に参加される方はもちろん国際保健医療に関してあまり馴染みのない方でも楽しんで読んでいただけると思います。手にとって見てはいかがでしょうか!

5.2.12

【3/3@高知】西日本地方会ユースフォーラム開催!!!!


みなさん、こんにちは!勉強会班にて、jaih-s主催西日本地方会ユースフォーラム2012の企画を担当しております、宮崎大学医学部医学科4年の山下創と申します。

今年度の地方会ユースフォーラム@高知もいよいよ1ヶ月後に迫ってきたという事で、本日から4週にわたって本ユースフォーラムを紹介するブログ記事をお届けできればと思います(^-^)/

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第1回(2/5):ユースフォーラムの概要
第2回(2/12):MDGsと国際保健
第3回(2/19):今回ご登壇いただく講師の先生方の紹介
第4回(2/26);西日本地方会本学会のお勧めプログラムなどなど
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まず、今回のユースフォーラムのテーマですが、「今、求められている国際保健とは~MDGsを問い直す~」と題しまして、国際保健分野のMDGsを今一度ふりかえり、今、国際保健の現場では実際には何が求められているのか、国際機関NGO学術界それぞれの代表の先生方と一緒に、パネルディスカッション形式で考えてみたいと思っています!

四国・高知での開催ということで遠方の方も多くいらっしゃるとは思いますが、「今、国際保健で求められているものはなんなのか」という根本的な問いについて改めて考え、皆さんの進路を決める上での指針となるような機会をご用意できればと考えていますので、この機会をお見逃しないよう多くの方にご参加いただけると嬉しく思います★翌3/4はお隣の徳島県で「地球のステージ」で有名な桑山紀彦先生の公演もあるようですので、2日間連続で国際保健に浸ってみませんか♪

以下が、本ユースフォーラムの概要になります★
詳細・お申し込みに関しては、ホームページからよろしくお願いします!
 

■イベント趣旨■ 

開発分野における国際社会共通の目標として「ミレニアム開発目標 (以下MDGs)」がまとめられてから、すでに11年が経過しています。 

MDGsは、極度の貧困と飢餓の撲滅など、2015年までに達成すべき 8つの目標を掲げており、国際社会はこれまでこの目標の達成に向 けて一致団結して 努力を続けてきました。 

それ自体は、非常に有意義なことであり、多くの指標が実際に改善 に向かっています。 

ですが、その一方で、一向に達成の目途が立たない目標も存在しま す。

その原因は何なのでしょうか---

そもそも目標設定から10年が経過した今も、MDGsは「現在の」世界 のニーズをしっかりと反映できているのでしょうか--- 

こうした疑問から、今回、国際保健分野の世界のニーズを改めて問い 直し、ポストMDGsについて考える機会として、本パネルディスカッション を企画しました。

 講師には、国際機関、NGO、学術界、それぞれの立場で国際保健に 関わってこられた先生方をお招きし、国際保健分野のMDGsについて 多面的にとらえ直す機会としたいと思っています。

 文系・理系問わず、「世界のいのち」に興味を持たれている多くの皆 さんのご参加を心よりお待ちしております♪

■企画概要■

【日時】 2012年3月3日(土)16:20 ~18:20
    (日本国際保健医療学会本学会による西日本地方会も同日同場所で開催)


【会場】高知大学 朝倉キャンパス(人文学部・教育学部・理学部キャンパス)

【参加費】500円(学生)、1000円(一般)
     ※西日本地方会(本学会)への参加費として頂きます
     -->本参加費で西日本地方会及び本ユースフォーラム両方への参加可
     ※ユースフォーラム後にJAIH(親団体)と合同で懇親会を予定
     -->参加希望の方は、懇親会費用別途3000円程度必要


【申し込み方法】事前にjaih-s HPからお申し込み下さい。

【申し込み締切】 2012年3月1日

申込定員】150名 ※定員に達し次第募集を締め切らせて頂きます

【参加資格】本テーマに関心のある多分野の学生・社会人

■講師紹介■ 

国際機関
國井 修 氏(UNICEFソマリア支援センター 保健・栄養・水衛生事業部長)



自治医科大学卒業、学生時代にインドに留学しアユルベーダとヨガを学ぶ。アジア医学生連絡協議会(AMSA)の日本代表とアジア代表を務め、アジア医学生会議、交換留学、アジアでのフィールドスタディなどを企画運営。アジア医師連絡協議会(AMDA)の創設に加わり副代表を務めた。栃木県の奥日光で僻地診療の後、フルブライト奨学生として、ハーバード公衆衛生学大学院に留学。国立国際医療センター、東京大学大学院国際地域保健学、外務省経済協力局、長崎大学熱帯医学研究所などを経て、国連児童基金(ユニセフ)に入り、ニューヨーク本部、ミャンマー事務所を経て、現在はソマリアで子どもの死亡低減のための保健・栄養・水衛生事業を統括。

 NGO 吉田 純 氏(特定非営利活動法人TICO 元ザンビア事務所長)

神戸市外国語大学修士課程にて国際法を学んだ後、オランダ・ライデン大学法学部へ留学。国際公法修士取得。卒業後、ジュネーブILO本部及び国際NGOにてインターンを経験した後、国連ボランティアとしてUNDPラオス事務所へ。「HIV/AIDS予防プロジェクト」及び「女性の地位向上促進プロジェクト」等の担当オフィサーとして同事務所にて2年強勤務。200411月、ラオスにて開催されたASEAN+3首脳会議のお手伝いをしたことがきっかけで、2005年より在ラオス日本大使館にて草の根無償案件委嘱員として勤務し、ドナーとしてODA事業に関わる。20085月より、特定非営利活動法人TICO(本部徳島県)よりザンビア事務所へ赴く。同事務所長としてプロジェクト業務調整、総括を行う。20114月帰国。

学術界
依田 健志 氏(香川大学医学部公衆衛生学教室 助教)


1977年北海道釧路市生まれ。高校卒業後上京し東京医大に入学。
北国育ちの反動で熱帯地方へ強く憧れ、大学卒業とともに長崎大学 熱帯医学研究所に所属。2005年タイ・マヒドン大学熱帯医学部にてマラリアマネジメントコース修了。2007年長崎大学大学院修了。インドネシアのロンボク・スンバワにてマラリアコントロール事業評価調査、南スラウェシ州保健機能強化プロジェクト事後調査等を経て、2009年よりハーバード公衆衛生大学院に研究留学。20109月より現職。2011年はマリ共和国にて飲料水源と健康についての調査、タイのプライマリヘルスケアを学ぶ短期研修のコーディネーター等を務めた。

 
詳細・お申し込みに関しては、ホームページからよろしくお願いします!
多くの皆さまのご参加を心よりお待ちしております♪

jaih-s勉強会班一同